2008年06月28日

お弔い

お弔いがありました。
大学時代の友人のお父上が亡くなったのです。お通夜に伺いましたが、お坊様もお経もないという今までに経験したことの無いお通夜でした。

斎場にはたくさんのお花に囲まれてご遺体が安置されて、静かなBGMが流れて。お花は多くの方から手向けられたものですが、よくある「名札」もなく。
お焼香の為に斎場に入ると、衝立状の何台かのパネルの裏表には何枚もの写真。
大正10年生の故人の生家、幼少時代、戦争中の兵隊姿の写真。
無事戦争から戻って結婚、子供を2人もうけて子供達の節目に撮影したと思われる記念写真。
子育てを終えてご夫妻で出掛けた旅行中のもの、元気な頃の町内会活動の模様、そして病院での様子など。

ご遺族の方々も席に座る事無く、パネルの写真を話題に弔問客と歓談。そして、出口にはご家族の書いた故人の小さな似顔絵と「ありがとう」の文字。
なんて素敵な送り方でしょう。今回ほど故人の人となりがわかったお通夜はありませんでした。

 「生まれる時ひとり 最後もまた一人
  だから生きてるあいだだけは
  小さなぬくもりや ふとした優しさを
  求めずにはいられない」

なんて歌詞がありましたが、この方は大きなぬくもりと
たくさんの優しさに囲まれて旅立たれたな、と思います。

私は一生この日の事を忘れないと思います。



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写真は「額あじさい・隅田の花火」
梅雨寒のような日が続きますが来週には7月、そして隅田川の花火まであと1月です。
posted by 山法師 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年06月16日

マスコミって

岩手県南部で大きな地震が有りました。仙台にいる友人達に連絡してみましたら、一歩も歩けない程揺れたけれど、特に被害が無かったと聞きました。しかし報道されているように該当地域では被災された方も多く出ている上に、未だに行方のしれない方もおいでの様子です。私には何も出来ませんが、一日も早い復旧を心よりお祈りしております。
ニュースを見ていると安否を心配する家族の様子などが容赦なく放映されています。そんな様子を見て、私達は被害の大きさ・悲惨さを実感したり、我が身に降りかかった時に備えて危機管理を考えるよい機会になるのかもしれないけど、我が身に置き換えて考えてみると、何とも複雑な気持ちがします。
ちょっと話は違いますが、最近は悲惨な、卑劣な事件も頻発していて、やはり関係者や家族の様子が映し出されています。そんな時も似たような事を感じます。最近では秋葉原の事件、江東区の女性を襲った事件、ちょっと前には女子高生が被害者になる事件が続いていました。次々と派手な事件が起こるので、少し前の事は記憶の底に追いやられてしまうけど、解決したわけではないのですよね。テレビや新聞といったマスコミは人心を意図的に操作しようと思えば出来てしまう力をもっているかもしれません。だからこそ、大きく報道される事だけに関心を持つのではなく、いつも冷静に広い視野で受け止める力を養わなければと感じる今日この頃です。

画像は百花園に咲いていた「オカトラノオ」です。虎の尾って見た事無いけど、こんなに可憐なのかしら?

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posted by 山法師 at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記