2014年10月15日

お客様をもてなす事

初秋の1日
10月10日は、私の師宅での自宅の茶事でした。
お客様は、福岡・静岡・群馬からお越しのお茶友と流派の家元の4名。

初座の床は、道光法親王の書「古今和歌集 ムサシノクニ」
  名にし負はばいざ言とはむ宮こどり
      わが思ふ人は有りやなしやと
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脇には隅田川焼きの都鳥の香合。
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満月を思わせる「百歳釜」と伊羅保の長水指。
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お席入りしたお客様にお出ししたお料理は弟子達の心づくし。
鳥の松風焼き・サワラの西京漬け・石川芋の田楽・蔓紫・卵黄の味噌漬け・甘酢茗荷・蜆の佃煮
小鉢には、胡瓜・阿房宮・鱈場蟹の酢の物。
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亭主も相伴、灘の酒「福寿」で一献。

江戸っ子の亭主、話題も豊富、お話もうまい。お客様とのお話も弾み、お酒も進んでいる様子。
ご飯は、鉄鍋を持ちだし、秋鮭と五種の茸の雑炊。二人の若い弟子によるお給仕も好評。
食後のお菓子は浅草千茶の「尾花」

後座の花は、鷹の羽薄・藤袴・女郎花・葉鶏頭・桜蓼。百花園の庭の花たち。
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来年卒寿の師が本日の亭主、お客様にお濃茶を振る舞います。
使う茶碗は、百花園五代佐原菊宇が都鳥を描いた百花園焼き。ちなみに五代は師の祖父。
続いて栗の渋皮煮とともにお薄。

最後まで賑やかな声に包まれていた向島白鬚神社離れ、八畳の茶室。

主・客・陰が揃っての一座建立。
水屋を手伝っていた私はこういう実践こそが何より身につく稽古の良い機会だとしみじみ思いました。
忙しく準備万端整えた上での悠々の時、貴重な1日を過ごしました。



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2013年12月19日

今年の事と来年の希望

あと二週間足らずで新しい年を迎えようとしています。

今年は、昨年の秋の先代の急逝の後、色々と片付ける事も多く、慌ただしく過ぎて行ってしまいました。そんな中で、娘は社会人一年生となり、また姪と甥の結婚など、めでたい事も多く、本当に忙しい一年でした。

梅鉢屋の新しい試みとして、「みちのく風景スケッチ展」を店内で開催することになりました。
作者は、古くからの友人の嶋倉正明さん。仙台在住の方です。4月から、一度に3点から4点ほど、月替わりで季節感の有る絵を展示させて頂いております。現在の絵は、雪景色とクリスマスです。
お菓子の包装をお待ち頂く間にご覧頂く事が多いのですが、最近では、毎月変わる絵を楽しみにお寄り下さる方もちらほらおいでです。

また、野菜菓子において、新しい砂糖漬け「赤茄子」が完成しました。色も形もかわいいものです。

来年は、ホームページを充実させたいと思っております。また、嶋倉さんの絵のご照会もホームページ上で出来たら、と思っております。

今年は、気ばかり焦る一年でした。来年はもう少し落ち着いて過ごしたいものです。



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2012年07月21日

日本一の眺望

東京スカイツリーの開業から2ヶ月を迎えようとしています。
今月初めからは当日券の販売も始まりました。初日こそ、前日からの行列組も出たりして混乱した様子でしたが、最近はちょっと落ち着いてきたのか、少し並べば上れるようになったみたいです。

さて、私はと申しますと、日頃からお世話になっております墨田区の職人集団「パルティーレ」の皆様のご厚意により、6月20日にスカイツリーに上って参りました。
折しも台風4号の訪れと重なり、暴風雨が予想され、当日までは色々と心配致しましたが、台風は、夜中に関東を通り過ぎ、強い風が残ったものの雨は止んでくれました。

そして、集合時間になりスカイツリーへ参りますと、パルティーレの面々とそのご家族などが集まっておいででした。その日の強風で展望デッキまでのエレベーターが止まっていたのですが、それも動き出し、列についてエレベーターホールへ。そこここに「和」の趣向を凝らした通路から4基あるエレベーターへ乗り込みます。私の乗ったのは「春」桜の内装でした。

約50秒後、私たちの前に開けた光景です。

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真ん中にぼんやり写っているのは富士山なのですが……

集合時間が午後7時でしたので、みるみるうちに夕焼けです。

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天望デッキから天空回廊までのエレベーターも運良く動き出し、回廊を巡る事も出来ました。
天気予報が外れて、台風一過、まずまずの眺望を楽しめたものと思います。
下りのエレベーターは「夏」江戸切り子の描く花火でした。

私は、なんて運がいいのかしら!と喜んでいたのですが、実は「パルティーレ」の会長さん、とても強力な「晴れ男」なのだそうです。
会長様のお陰様でした!!
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2012年06月12日

東京スカイツリー

またまた長いこと放置してしまいました。その間に梅鉢屋の地元には「スカイツリー」がそびえ立ち、先月、22日にはツリー根本の「ソラマチ」も無事開業致しました。
連日、多くの方に訪れて頂いている様子です。


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「ソラマチ」には衣・食・住、様々の店舗が展開されています。既存のショッピングモールに出店しているお店も多くありますし、東京初!なんてお店もある様子です。

さて、梅鉢屋は?と申しますと、「ソラマチ」5階、産業観光プラザ『すみだまち処』にて「江戸砂糖漬(1155円)」と「桜最中・墨堤十里(3個入り525円)」の販売をさせて頂いております。

スカイツリーの天望デッキへのチケットは中々入手困難なプラチナチケットになっているそうですが、もし、お越しの際には、この「まち処」へも是非お寄り下さい。
下町の職人が交代でその技を披露するコーナーもあります。現在は「つまみ簪」の技をご覧頂けます。


関東地方、梅雨入りしました。しばらくは鬱陶しい時期となります。

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2011年09月03日

久しぶり過ぎですが。

最後の記事から1年過ぎてしまいました。久しぶり過ぎですね。
その間に、日本には大変な事が起きてしまいました。
3.11…あと少しで半年が経ちます。

揺れた時、上野にいた私は梅鉢屋まで歩いて戻りました。
電車が動かない事以外は、何が起こっているのかわからずに。
途中、隅田川に架かる桜橋から、上流に向かって
空き缶が流れているのを見ました。
その時にはまだ津波の事は知りませんでした。
帰宅難民が大勢、娘は大学に居て、そのまま一晩過ごすことになりました。
震災直後、東北に住む友人と連絡が取れず不安でした。
石油コンビナートの火災に関してのチェーンメールが私の手元にも複数届きました。
そして原発事故。

色々心配なことは少しも解決していないけど、何とか腐らずがんばりたいと思います。

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今年の夏休みに訪れたニューヨーク、エンパイヤステートビルディングの展望台からの写真。
小雨交じりで靄に包まれているロウアーマンハッタンです。
かつては、9.11で壊されてしまったワールドトレードセンターツインタワーが
この方向に建っていたはずです。

同時多発テロから10年です。


これからも時々投稿していくつもりです。

posted by 山法師 at 14:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年09月08日

いつまで夏?

またまたご無沙汰してしまいました。この夏は異常な暑さ、酷暑の毎日です。9月に入ったというのに、終わる気配のない夏にちょっとお疲れ気味かもしれません。皆さんはお元気でしょうか。

さて、押上・業平地区に建設中の「新東京タワー・スカイツリー」の事は毎日何処かで話題に上っておりますが、そのタワーと路地に暮らす猫の物語を描いた手布(てぬぐい)「出会い」が出来上がりました。

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押上張福製、絵を描いたのは芸大出身の若いイラストレーター
長縄キヌエさんです。
梅鉢屋店頭で販売しております。(1枚1500円)


今日は朝から雨です。何日ぶりでしょうか?
そんな雨の中、「工房KOU」の香山かおるさんが、秋にふさわしい新柄のポチ袋や封筒を持って、梅鉢屋をお訪ね下さいました。

もみじ・萩・コスモス・秋の野……それから動物をモチーフにした物も。鹿・うさぎ・トンボなど。

今、店内では村田加寿子さんの「ガラスの小品展」を開催中の為、
工房KOUさんの作品を展示するスペースが少なくなってしまっていますが、秋を呼ぶ為にも少しずつ新しい絵柄をご紹介して参りたいと思っています。



最後にもう一枚の写真を。今年訪れたノルウェーベルゲンの港にある世界遺産、ブリッケンです。

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ノルウェーの人口は460万人ほど。滞在したベルゲンは可愛くて、静かな気持ちのよい街でした。港の魚市場から元気な日本語が聞こえて来ました。北海道小樽から音楽の勉強に来ている若い女性のアルバイター。

半袖で過ごすにはちょっと涼しすぎるベルゲンが恋しいです。

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2010年06月01日

衣替え

例年に比べ、涼しい、と言うよりは肌寒さを覚える日も多かった5月ですが、今日から6月、暦では衣替え。

今日の東京はお天気も良く、昨日よりはちょっと気温も高いように思います。

そこで、今日は梅鉢屋の夏らしさを2点ご紹介します。

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夏の野菜菓子、「苦瓜」と「茗荷」です。

今日から、梅鉢屋の野菜菓子の箱の中に入っております。

そして、椎茸は秋までの間しばらくお休みです。

だんだん四季のメリハリが無くなって来ているように感じます。

ゴーヤも茗荷も一年中手に入りますが、やはり夏の野菜、旬を感じたいと思います。




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花は自宅の庭の「ヤマボウシ」そろそろ迎える鬱陶しい時期を出来るだけ元気に爽やかに過ごしたいと思います。
















posted by 山法師 at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月18日

日本新工芸展

「工房KOU」のKOUさんからお手紙とメールを頂きました。

ご自身の作品を「新日本工芸展」へ公募してみたそうです。
結果はともかく、色々な分野で工芸に携わる方々との新しい出会いが有ったとのこと。

その方々と工芸について語り合う機会に恵まれ、ご自身で歩んできた今までの「工房KOU」のひとくぎりとすることが出来たこと

その出会いが新たな勉強会への糸口となり、新しい目標を持つ事が出来て、

今後に向けて創作を続けて行きたい、

というとっても前向きな内容でした。

KOUさんは勇気を持って一歩踏み出したそうです。

日本新工芸展は5月23日迄、六本木の国立新美術館で、入選作品などを展示しているそうです。



考えてみれば毎日の流れに遅れまいとしているだけの私です。
さて、私は何処へ一歩踏み出しましょう?

まだまだ、何でも出来るはずですね。

よしっ!
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2010年05月07日

ゴールデンウィーク

1000円高速が今回の連休で最後かも、という事でさぞ混むだろうと予想された各高速道路の渋滞ですが、終わってみれば、思った程のことも無かった・・・という感想をお持ちのドライバーが殆どだそうですね。皆様どのようにお過ごしでしたか?私は短い間でしたが栃木県の日光で友人達と過ごす事ができました。お天気にも充分恵まれ、とても楽しいひとときでした。お陰様で私達も早朝の出発と深夜の帰宅で渋滞知らず。

今年の春はやはり寒さが残っていたのか、例年ならすっかり終わってしまうはずの「山桜」が満開でした。中にはまだつぼみの多い木も。

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昨日から梅鉢屋も平常通り営業しています。それから、今月は「伊勢丹新宿店」地下食品売り場の「甘の味(かんのみ)」にて弊社のすみだ川(小)を販売しています。

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そして、5月22日にはテレビ東京「アドマチック天国 八広・東墨田特集」に登場します。制作会社は梅鉢屋が何位なのか教えてはくれません。当日までのお楽しみ!なのです。

posted by 山法師 at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年04月28日

サクラソウ

今年の春は何時までも寒い日を繰り返し、桜が終わってずいぶん経ってしまっているのに、まだまだ冬を引きずっているようです。
明日からはゴールデンウィークだというのに、今日も冷たい雨が降っています。

先週末、とっても久しぶりに百花園に行きました。お天気が良かったので、園内には人がとても多く、丁度公園ガイドが始まった時間だったので、ガイドさんの説明を聞きながら、散策を楽しむ方がたくさんおいででした。
百花園の花を撮影するカメラマンもとっても多かったです。
私は目についたサクラソウの写真を1枚。

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そういえば、梅鉢屋店内で展示販売している「工房KOU」さんのポチ袋にもサクラソウが有ったっけ。

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「工房KOU」のかおるさんは、代々伝わる伝統工芸の技術と和紙をかおるさんのセンスで融合させて、現代の日本の日々の生活の中で常に楽しめる、特別の物でない、日常使いのもの、を作りたいと試行錯誤を繰り返しておいでです。新しい試みが形になると梅鉢屋へご紹介くださり、早速店頭へ。お客様からの感想や要望も創作の糧になるそうです。これからも楽しみにしていて頂ければと思います。また、ご紹介致します。


梅鉢屋では、昨秋から販売しておりました「かっぼちゃ羊羹・恵比寿」の販売をそろそろ終了させて頂きます。黄色い実の部分と堅い緑のかわのの部分をそれぞれ別々に羊羹に仕立て重ねたものです。

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この後は6月になりましたら夏の菓子、「こんにゃく羊羹・夕立」をお楽しみに。
posted by 山法師 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年08月11日

梅鉢屋の夏

梅鉢屋では5回目になる村田佳壽子さんの「ガラスの小品展」が始まりました。今年もアクセサリーが中心ですが、お香立てやペーパーウェイト、香水瓶等もあり、梅鉢屋の店内の一角が涼しげに飾られています。

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昨年までにお求め頂いたお客様からのご意見で、ネックレスのアジャスターを後ろでなく、前に取り付けられたものもあります。村田さんはそんなお客様のちょっとした感想やご希望をしっかりと受け止めて下さり、次の作品で実現していらっしゃいます。

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何気ないお話の中でもちょっとしたお客様のご意見というのは聞く事ができるものです。そんなお話をきちんと村田さんにお届けするのは私達の使命だと思い、一生懸命耳を傾けているのです。


そして、「工房KOU」さんの作品達は今までの場所からちょっとお引っ越しをしました。

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KOUさんのお作りになるものは、どれも優しい淡い雰囲気のものです。私も最初は大きな紙にKOUさんのデザインした模様を印刷して、印刷済みの紙を封筒やポチ袋にする為に切って、貼って、出来あがり、かと思っていたのですが、実際は折って貼れば封筒やポチ袋になる形の紙に一枚ずつ手刷りをされるそうで、そのお話を伺った時にはとっても驚いたのです。
KOUさんと伝統工芸師のご主人のお二人からもう一度よくお話を伺って皆様にもご紹介したいと思っています。


村田さんの展示は9月30日まで開催しております。
そして、その頃にはKOUさんの作品にも秋らしいものがお目見えするのではないでしょうか。
posted by 山法師 at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年07月30日

梅鉢屋店内ギャラリー

今年は早々の梅雨明け宣言に、戻り梅雨宣言に・・・・・・
天候が不安定は日々が続いていますが、皆様お元気でしょうか。
お暑うございます。


さて、梅鉢屋店内には、ショーケース脇にちょっとだけ展示スペースがあります。
ギャラリーと呼ぶのはちょっとおこがましいのですが。
そのスペースでは明日から、梅鉢屋夏の風物詩
「村田佳壽子さんのガラスの小品展」をご覧頂けます。
それに先駆けて今日、作品が搬入されましたが、今年はどんなものが出てくるのか、明日が楽しみです。

それに伴い、今まで展示販売していた「越前鳥の子和紙の小物たち」はちょっと場所を移します。

ガラスと和紙、どのように共存させようか、これから考えます。
明日以降に様子をアップ出来ると思います。
posted by 山法師 at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年06月26日

こんにゃくの用途

平成21年も半分を折り返そうとしています。


昨年秋より、梅鉢屋店内では「工房KOU」の作品を展示販売しています。それは「越前鳥の子和紙」にKOUさんが古くからある文様を織り交ぜてご自分でデザインされた小紋柄や、季節の草花を染め付け、小さなポチ袋や封筒、メッセージカードに仕立てたものです。淡い優しい色に金色、銀色で染められた文様は、どれもKOU
さんのお人柄の様に優しく暖かいものです。

KOUさん(香山かおるさん)のご主人は伝統工芸師の香山一弘氏、梅鉢屋店主とは高校時代からの友人です。そんなご縁から店内で展示販売をお願いしたのですが、先日、新しい商品をお持ち頂いた折に、弊店の「夕立」を召し上がって頂き、この水羊羹が「こんにゃく」を材料にしていると説明しました所、KOUさんの作品の絵付けにも「こんにゃく粉」を使うのだというお話をお聞きしました。
こんにゃく独特の「粘り」を利用して和紙に色を乗せるのだそうです。

職人さんにありがちの「多くを語らない」方なので、これから徐々にいろんなおもしろい話を掘り起こしてお聞きして、みなさんにご紹介したいな、と思っています。

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今日は真夏日。暑いです!
posted by 山法師 at 17:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月03日

15年間

またまたずいぶん永いこと更新せずに来てしまいました。
タイトルの「15年間」とは、いったい何だと思われますか?
実は私には高校三年生の娘がおりますが、3才の春に入園した幼稚園で3年間、その後の小学校で6年間、そして中高一環の女子校で6年間、合計15年に渡り私はお弁当を作ってきたのです。娘の学校では高校三年生は12月初めで授業が終わります。昨日が高校最後の授業の日。そして、私の15年間に及ぶお弁当作りも最後の一日でした。昨日の朝も起きて来ない娘に声をかけながら、朝食の心配をしながらのお弁当作りでしたので、バタバタとすぎてしまいましたが、娘が登校した後で、しみじみと思った事は
   「もうお弁当作らないんだな」
ということでした。お買い物をする時にも晩の献立を考える時も、いつも頭のどこかに「お弁当」のことがありました。彩り良くするために緑のお野菜が・・・・前の晩に煮物があると助かるな・・・等。そんな心配をする必要がなくなり、少し気が抜けてしまった感じです。
おかずを分けて入れるのに使っていた「アルミカップ」が残っていますが、さて、何に使いましょうか。
そういえば、デジカメを初めて購入した幼稚園の頃、毎朝のお弁当の写真を撮っていましたっけ。久しぶりに見てみようかな、なんて思いました。
さて、今年もあと一月、しっかりしなくては。
posted by 山法師 at 16:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2008年09月02日

写俳三人展

昨日より うおがし銘茶築地新店5階・space『会』 にて、写俳三人展が開催されています。今年の4月まで梅鉢屋店内で展示発表して下さっていた方々の個展です。早速うかがって拝見して参りました。会場はそれほど広くないのですが、落ち着いた心地よいスペースで、写俳が14作品、展示されておりました。
梅鉢屋で最後に展示下さった「キンクロハジロ」を見つけた時はほんの4ヶ月前の事なのにとても懐かい思い抱きました。

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新しい作品の中にはこの夏、皆さんおそろいでアメリカに旅行された時のものもありました。とても楽しいご旅行だったそうです。
写真を撮る塩野さん、その写真を見て俳句をお作りになる秋葉さん、鈴木さんの三名は、同じ都立高校で学んだ同窓生。在学の時期が異なるので、出会いは卒業後の同窓会だったというお仲間の皆さんで、趣味の写真と俳句をコラボしてみよう、と写俳を始めてかれこれ10年、作品を展示発表して8年とのことでした。
あと5年するとそれぞれ、傘寿・喜寿・古希をお迎えとのこと。
この先も長く長く創作を続けられる様にと健康には留意しているとのことでした。いつかまた梅鉢屋の店内に飾っていただけたらな、と思ってます。

長く続けられる趣味を持つ事って、大切なことですね。そしてすばらしいことだなぁと感じました。

さて、私の場合は何かあるだろうか?


posted by 山法師 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月25日

夏休み

この夏も暑い日が多く、各地で最高気温の更新がなされたようでした。
皆様もお変わりなくお元気でしたでしょうか。
ここしばらくは急に秋になってしまった様な、凌ぎやすい日が続いています。体調にはご注意下さい。

この夏には、友人とアイルランドへ行って参りました。
猛暑の東京から到着したダブリンは、朝晩吐く息が白くなるほど。お天気のよい日の昼間なら半袖でもok!でも殆ど何かを羽織っておりました。1日のうちにお日様が出て曇って、そして一度は必ず雨に降られました。日出は日本より少し遅く、夜は9時頃まで明るく、ダブリンの繁華街は暗くなる10時頃からが人出のピーク。終わりはいつだったのでしょうか?
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テンプルバーにあるこの写真のパブも外までアイリッシュ音楽が流れ、大勢の人であふれていました。
「イングリッシュバーでは一人で入り、一人で帰るが、アイルランドバーでは一人で入り、帰りは大勢で出てくる」というそうです。
アイルランドといえば、アイリッシュウイスキーとギネスビール、位の知識しかなく訪れたのですが、トリニティーカレッジのそばのパブで飲んだ「アイリッシュコーヒー」の虜になりました。食事も何でもおいしく頂く事ができ、そして何より「人がいいなぁ」と感じて戻りました。丁度オリンピックが開催されている時期でしたが、アイルランドではそれほど放映されていませんでした。オリンピックの映像より、アイルランド独特の球技「ゲーリックフットボール」の試合の放送の方が多かった様に感じました。

皆さんはどんな夏休みでしたか?
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2008年06月28日

お弔い

お弔いがありました。
大学時代の友人のお父上が亡くなったのです。お通夜に伺いましたが、お坊様もお経もないという今までに経験したことの無いお通夜でした。

斎場にはたくさんのお花に囲まれてご遺体が安置されて、静かなBGMが流れて。お花は多くの方から手向けられたものですが、よくある「名札」もなく。
お焼香の為に斎場に入ると、衝立状の何台かのパネルの裏表には何枚もの写真。
大正10年生の故人の生家、幼少時代、戦争中の兵隊姿の写真。
無事戦争から戻って結婚、子供を2人もうけて子供達の節目に撮影したと思われる記念写真。
子育てを終えてご夫妻で出掛けた旅行中のもの、元気な頃の町内会活動の模様、そして病院での様子など。

ご遺族の方々も席に座る事無く、パネルの写真を話題に弔問客と歓談。そして、出口にはご家族の書いた故人の小さな似顔絵と「ありがとう」の文字。
なんて素敵な送り方でしょう。今回ほど故人の人となりがわかったお通夜はありませんでした。

 「生まれる時ひとり 最後もまた一人
  だから生きてるあいだだけは
  小さなぬくもりや ふとした優しさを
  求めずにはいられない」

なんて歌詞がありましたが、この方は大きなぬくもりと
たくさんの優しさに囲まれて旅立たれたな、と思います。

私は一生この日の事を忘れないと思います。



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写真は「額あじさい・隅田の花火」
梅雨寒のような日が続きますが来週には7月、そして隅田川の花火まであと1月です。
posted by 山法師 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年06月16日

マスコミって

岩手県南部で大きな地震が有りました。仙台にいる友人達に連絡してみましたら、一歩も歩けない程揺れたけれど、特に被害が無かったと聞きました。しかし報道されているように該当地域では被災された方も多く出ている上に、未だに行方のしれない方もおいでの様子です。私には何も出来ませんが、一日も早い復旧を心よりお祈りしております。
ニュースを見ていると安否を心配する家族の様子などが容赦なく放映されています。そんな様子を見て、私達は被害の大きさ・悲惨さを実感したり、我が身に降りかかった時に備えて危機管理を考えるよい機会になるのかもしれないけど、我が身に置き換えて考えてみると、何とも複雑な気持ちがします。
ちょっと話は違いますが、最近は悲惨な、卑劣な事件も頻発していて、やはり関係者や家族の様子が映し出されています。そんな時も似たような事を感じます。最近では秋葉原の事件、江東区の女性を襲った事件、ちょっと前には女子高生が被害者になる事件が続いていました。次々と派手な事件が起こるので、少し前の事は記憶の底に追いやられてしまうけど、解決したわけではないのですよね。テレビや新聞といったマスコミは人心を意図的に操作しようと思えば出来てしまう力をもっているかもしれません。だからこそ、大きく報道される事だけに関心を持つのではなく、いつも冷静に広い視野で受け止める力を養わなければと感じる今日この頃です。

画像は百花園に咲いていた「オカトラノオ」です。虎の尾って見た事無いけど、こんなに可憐なのかしら?

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posted by 山法師 at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年05月01日

GWの過ごし方

今年のゴールデンウィークの過ごし方はどのようなものに?私の場合、前半の休日に友人と4人でこじんまりと「塩竃」の実験をしました。鯛の塩竃焼きです。インターネットで作り方を検索して、大きな鯛を買ってきて、大きすぎて釜に入らなくなりそうになって、塩の盛り加減で調節して。

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これはできあがった所。塩を割ると中から大葉と昆布に包まれた鯛が。。。。。この後は写真を撮るのも忘れてあっという間におなかの中でした。かなり大きなお魚でしたが、4人でペロリ。これ以上の大人数では賄いきれません。
粉物の好きな友人が作ってくれたもちもちソーセージパンも焼きました。

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これらをどんなもので焼いたか?というと、こんな自作釜です。
夫が「ピザが焼ければ」と思って作ったものです。

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ゴールデンウィークの後半には10人ほどが集まってお父さん達の張り切るBBQの予定です。
お天気に恵まれれば殆ど成功!またご報告します。
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2008年04月22日

春は花ざかり

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東京都公園協会から「花ごよみ〜江戸花屋敷の四季」という小冊子が発行されました。これは向島百花園のの創設200周年を記念してのことだそうです。
春の花を見ていたら「しろやまぶき」の花を見つけました。

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これは私が百花園で撮影して来たしろやまぶき。山吹というと黄色い花を思い浮かべますが、私はこの白い花が大好きです。
春きたりなば夏遠からじ?  ってかんじの初夏を思わせる花ですね。

この花ごよみと同時に「江戸の花屋敷〜百花園学入門」という本も出版されました。およそ200年前の文化元年(西暦1804年)頃、佐原菊塢(きくう)によって開かれてから、数回の洪水、戦災などに翻弄されながらの現在までの歩み、ここに集った多くの文人墨客の様子、ここで生まれた隅田川焼きのこと等、かなり読み応えのある内容になっております。価格は1000円と破格値だと思いました。
「文人達の足音」の章に江戸千家流祖 川上不白の名を見つけました。私達が今教えて頂いている江戸千家当代家元は十世になります。

桜の木の緑も日に日に濃くなり、夏の気配ももうすぐそこなのかもしれません。もう少し春を楽しんでいたいです。

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